浮気と離婚調停

浮気調査から離婚まで

パートナーとの離婚を決意し、話し合いで解決する。
家族をも巻き込んでの大きな問題になることは仕方ありません。
もし、パートナーが離婚に同意してくれなかったら・・・
慰謝料などの条件を受け入れてくれなかったら・・・

離婚の方法には種類があります。
まずは、皆さんも知っている離婚調停です。
調停員を挟み、話し合いで離婚へ進める方法です。
ただ、調停員はあくまで双方の話を聞き、なるべく円満に解決できるよう取りもってくれるだけです。
どうしても離婚調停で解決できなければ、裁判官の判決により決められる裁判離婚へと進めなければなりません。
裁判官が慰謝料やその他様々な問題を解決のために判決してくれます

これはパートナーもあなたも守らなければならないものです

一般的に行われる離婚調停ですがどうやって申請して、どうやって行われるのか知らない人も多いとおもいます。
また、調停にはどれくらいの費用がかかるの?という質問も非常に多く心配の要素のひとつです。

離婚調停には費用はそれほどかかりません。(図参照)
離婚調停は弁護士に依頼しなければならないということもありません。
あなたが集めたパートナーの浮気の証拠、あなたが離婚を決意するに至った過去の出来事をまとめた資料を用意し、いざ決戦です!

調停の申し立てを行ってから、だいたい1ヶ月で初回が行われる方が多いようです。
もちろん、双方のスケジュールの都合なども考慮され行われます。
第1回調停が開かれて、3ヶ月~半年で決着がつく方が多いようですが、1年近くかかる方、1年を超えてしまう方が2割近くいることも知っておくべきことでしょう。

あなたが提示する条件がパートナーの考える範囲から大きく離れたものであれば解決まで時間を要することが多々あります。
パートナーが、あなたの将来を考え、あなたの提示を受け止めてくれるような男性であればいいのですが、そのようなケースは皆無に等しいのが現実です。


調停による解決までの期間中どのくらいの回数、調停が開かれるのか。
2~3回で解決する方が最も多いことが分かります。

2~3回で「納得いく解決が出来た」という方と、「もう疲れたので妥協した」という方がいます。
調停は心身共に疲労は想像以上でしょう。
心身の限界と感じたら妥協することも仕方ないのかもしれませんが、あなたの一生の問題です。
妥協したことで後悔する可能性があるのなら弁護士に依頼し全てを任せることもひとつの方法です。
弁護士の中には、離婚問題を専門に扱っている方や得意とする方もいらっしゃいます。
女性の弁護士であれば、相談しづらかったことも話せるかもしれません。
良きサポーターを見つけることにより、あなたの負担を軽減することができるかもしれません。。

 

あなたとパートナーの間に入り、双方の話を聞いてくれ、解決の方向へ導いてくれる調停員
調停員との話し方、アピールの仕方も重要です。
調停員も人間ですのであなたが受けた浮気の被害や、あなたの辛かったことも親身に受け止めてくれるはず。
ただ、辛かった過去を思い出して感情ムキ出しになった号泣して話にならない、なんて人もいるのが現実ですがこれは逆効果です。
気持ちは分かりますが、落ち着いて冷静に手際よく調停員の質問に答えるほうが印象は違ってきます。
集めた不貞行為の証拠を持参し万全の準備で調停に臨みましょう。

また、調停時の服装や化粧なども気をつけましょう。
あまり派手な服装やメイクで調停に臨めば調停員の印象も大きく変わるはずです。
調停員は二人のトラブルを円満に解決するために色々提案してくるでしょう。
あなたが譲れないものはいくら調停が長引くからといって簡単に受けてしまわないようにすることも大切です。